こんにちは、あっきーです。
突然ですが、あなたはこんな疑問を抱えていませんか?
- 基本情報技術者の合格率は?
- 基本情報技術者の難易度はどのくらいなのか?
- 他の試験と比べると難易度的にはどのくらいの差があるのだろうか?
- 会社から基本情報技術者を取得しろと言われたが、自分が太刀打ちできるような資格なのか?
これらは基本情報技術者を受けようと思った人なら、まず最初に思い浮かべる疑問だと思います。
本記事では、そんな疑問を抱えている人にぜひ読んでいただきたい内容となっておいます。
本記事では、次のような疑問を解消します。
✅ 基本情報技術者の合格率はどのくらいなのか?
✅ 基本情報技術者の難易度はどのくらいなのか?
✅ 基本情報技術者は偏差値で表すとどのくらいの数値なのか?
✅ 基本情報技術者と日商簿記2級を比べるとどちらが難しいのか?
日商簿記2級(第114回目)にも合格した経験のある私、あっきーが実体験をもとに解説させていただきます。
基本情報技術者試験の合格率と受験者層
基本情報技術者試験は、年度によって合格率にバラ付きがありますが、
直近10年間(平成22年〜令和元年)をみると、22.2%〜30.4%となっており、大体平均すると25%の合格率です。
単純計算で4人に1人が合格していることになります。
ただし、基本情報技術者試験は勤め先からのプレッシャーなどにより、
申し込んだものの試験会場すらいかなかった、という人も割と多く実際のところはもっと合格率は高くなっていると言えるでしょう。
受験者層としては、以下の記事でも詳しくご紹介していますが、
20代前半が最も多く、そのことから企業に就職して入社1〜2年で受けるという人が多いのではないかと想定しています。
※基本情報技術者の合格率や受験者層の詳しいデータが知りたい方はこちらの記事をどうぞ

基本情報技術者の難易度・偏差値は?
次に基本情報技術者の具体的な難易度について解説させていただきます。
上記でもご紹介したように、比較的若い方が受験されていますし、
実際に受験されている方の傾向をみていても未経験でも合格されている方は沢山います。
ですが、勉強時間は一般的には100〜150時間程度と言われており
比較的難しい部類の試験に位置していると言えるでしょう。
※基本情報技術者についてもっと詳しく知りたいことはこちらの記事もどうぞ!

では、難易度を偏差値として表すとどうなのか?
資格の取り方というサイトでは、国家資格、公的資格、民間資格を独自の方法にて難易度と偏差値を割り出しております。
このサイトを参考にすると、基本情報技術者試験の偏差値は「49」であり、
難易度も「超難関、難関、普通、簡単、超簡単」の5段階のうち下から2番目の「簡単」というレベルとなっています。
ちなみに、基本情報技術者試験の一つ下のレベルのITパスポートの偏差値は「45」、一つ上のレベルの応用情報技術者試験の偏差値は「65」と記載されております。
もちろん、この偏差値や難易度の割り出し方は公開されておらず、サイトにも記載されておりますが、人によって感じ方も異なるため、全員にとってこの偏差値・難易度が当てはまるとは限りませんのでご注意ください。
基本情報技術者と簿記2級を比較すると?
ビジネス系の資格でよく取得される人気資格として「日商簿記検定2級」が上げられます。
この資格も2級とは言え、基本情報技術者試験同様、範囲が広く簡単には取得できない資格といえます。
では、この日商簿記2級と基本情報技術者試験、どちらが難しいのでしょうか?
まず合格までに必要な一般的な学習時間の比較データを記載させていただきます。
基本情報技術者試験
勉強時間:100時間〜150時間
日商簿記検定2級
勉強時間:350時間〜500時間
そして、先ほどのサイトでそれぞれの資格を検索すると、以下の結果となりました。
基本情報技術者試験
偏差値:49
難易度:簡単
日商簿記検定2級
偏差値:58
難易度:普通
必要な勉強時間だけを見ると、たしかに日商簿記2級より基本情報技術者試験の方が簡単そうに思えますね。
実際に基本情報技術者と簿記2級を受験してみた体験では…
実は冒頭でもお伝えしたように私は過去に日商簿記検定2級を取得しております。
(受験日は平成18年11月19日。第114回目のものとなります。)
結論から言うと、私の場合、基本情報技術者試験より日商簿記2級の方が簡単だった。
そう思っております。
日商簿記も暗記しなくてはならないことが多く、商業簿記に加え、工業簿記のルールも学ばなくてはならなかったため、基本情報技術者試験と比べても学習範囲は広かったと言えるでしょう。
しかし、イメージ的には工業簿記は商業簿記を少しズラしたものでして、基礎的なルールさえ理解できていれば習得はそれほど難しくはありませんでした。
一方、基本情報技術者試験は学ぶ「種類」が多く、特にアルゴリズムやプログラミングについては苦手意識を持っていたためか、受験も一度失敗しております。
日商簿記2級の時はそうでもなかったのですが、基本情報技術者試験の学習時は勉強が追いつかない、そんな印象を持っております。
※私の基本情報技術者試験の失敗談は以下の記事でもご紹介しておりますのでご興味ありましたらご一読ください。

つまり、上記のように日商簿記2級に比べて基本情報技術者の方が一見すると易しいように思えますが、その人の得意・不得意や今までの経験によっては難易度が変わってしまうのです。
基本情報技術者試験の難易度については、多くのブログで言及されておりますが、このことをしっかりと念頭に入れてお調べいただければと思います。
まとめ
基本情報技術者試験は、国家資格のIT登竜門と呼ばれておりますため、実務経験のないIT未経験者が受験するにはなかなか難易度の高い資格の一つとなっております。
とはいえ、IT未経験者が基本情報技術者に対して全く歯がたたないのかというと、そうではありません。
今まで多くのIT未経験者に対して基本情報技術者に関する学習法を教えてきましたが、しっかりと正しい勉強法で学習を積んでいく人は、やはり基本情報技術者に一発合格しています。
逆に非効率な勉強法でやったり、またはあまり学習に時間をかけていないという人は、実務経験がある方でも不合格となってしまっております。
難易度が高いから尻込みして挑戦しないというのではなく、しっかりと正しい勉強法をマスターしていただき、基本情報技術者試験に挑んでいただきたいと思います。
本サイトでは、そんなIT未経験の方に向けて、正しい勉強法をご紹介しております。
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