こんにちは、あっきーです。
今回は基本情報の参考書を選ぶときに知っておきたい、
参考書の『4つのタイプ』についてお話ししたいと思います。
この内容を知っておくことで、以下のような状態になれます。
✅ 基本情報の参考書選びに迷わなくなる
✅ 自分にあった適切な参考書が選べるようになる
✅ 無駄な参考書を買わずにすむ
これから基本情報技術者の参考書を購入して学習を始めようと考えている方。
または参考書を買ったはいいが、いまいち自分には合っていないんじゃないか?
と思っている方にぜひ読んでいただきたい内容です。
本記事を読んで、基本情報技術者の参考書について理解を深めていきましょう!
参考書の4つのタイプとは?
基本情報技術者の参考書のタイプは大きく分けて4つに分類できます。
※過去問集のような問題集が主体の書籍はこの4つのタイプには含まれておりません
それぞれどのようなタイプなのか?
どういった参考書があるのかを一緒に見ていきましょう。
1.午前型
まずは超基本のタイプ、午前型です。
午前型とは、基本情報技術者の午前試験向けの教材です。
簡単な確認問題が章末に載っているものが多く、知識の確認チェックを並行しながら進めることができます。
基本情報技術者の取得を志す人であれば
まずはこのタイプの本から入るのが一般的です。
実際書店でみかける多くの書籍がこのタイプとなります。
◾️代表的な書籍
2.午後型
午後型とは、午前の基礎知識が頭にインプットされている方向けに作成されたタイプのもので、
午後の試験対策専用の参考書となります。
注意しなくてはいけないのが、
午後型とはいえ、問8のアルゴリズムと、問9〜13のプログラムについては、
記載されていない書籍が多いです。
(特にプログラムについてはほとんどが記載されていません。)
そのため、午後の試験対策をこのタイプ1冊で網羅するというのは難しいのが現状です。
◾️代表的な書籍
3.午前午後万能型
午前午後万能型とは、午前の試験対策、午後の試験対策の両方を兼ね備えた万能型の書籍です。
オールマイティで良さそうに思えますが、
大型の書店へ行っても、このタイプの本は1、2冊程度しかありません。
というのも基本情報技術者の試験範囲は広く、午前と午後の試験を両方カバーしようと思ったら
膨大な量のページ数になってしまうからです。
また、ページ数を少なくしようとすると、その分内容も薄くなってしまいます。
ですのでこのタイプの書籍は大変希少性の高い書籍と言えます。
◾️代表的な書籍
4.専門特化型
専門特化型とは、午後のアルゴリズムやプログラム選択言語といった特定の分野に特化して作成された書籍となります。
その他のタイプには、午後の問題のアルゴリズムやプログラム選択言語について記載されていないケースがほとんどです。
アルゴリズムやプログラム選択言語に自信の無い方は、このタイプの参考書を手に入れて学習することをお薦めします。
◾️代表的な書籍
ケース別おすすめタイプ
それでは、ケース別にどのような参考書を購入すべきか、
それぞれお薦めのタイプを紹介していきたいと思います。
基本情報技術者を初めて受験される場合
この場合、午前の知識のインプットが必要不可欠となりますので、
以下のようなタイプの参考書籍が必要です。
・午前型
・午前午後万能型
・専門特化型
※午前型、午前午後万能型には、アルゴリズムやプログラミング言語といった分野が記載されていないケースが多いため、必要に応じて専門特化型を持っておくことをお薦めします。
午前免除を受けられた方、または基本情報技術者試験を経験されている方
この場合は、午前の知識はほぼ固まっておりますので、以下のようなタイプの参考書籍がお薦めです。
・午後型
・専門特化型
※とは言え、午後の試験対策にも午前の知識の補完は必要となってきます。
もし午前の教材をお持ちでない方は、午前型の参考書を1冊持っておくと良いかと思います。
数多ある参考書の中からオススメ度No.1の書籍はコレ!
「どのような参考書のタイプがあるかはわかった。」
「じゃ、一番のオススメは?」
そう思われた方はぜひ次の記事をお読みいただければと思います!

まとめ
基本情報技術者の参考書は、問題集をのぞくと以下の4つのタイプに分けられます。
1.午前型
2.午後型
3.午前午後万能型
4.専門特化型
基本情報技術者試験の初学者の方は、「1.午前型」「3.午前午後万能型」を中心に、
午前免除の方、または経験者の方は「2.午後型」を中心にして選ぶのが基本となります。
また、アルゴリズムやプログラミング言語の分野に自信がない場合は、
自分に合った「4.専門特化型(アルゴリズム・プログラミング選択言語)」を手に入れることも重要です。
試験に合格するには、
自分が「これだ!」と思える信頼のおける参考書を見つけることが重要です。
ぜひ今の自分にあった適切な参考書を手に入れて勉強を進めていっていただければと思います。