今回は、アルゴリズムの解き方のコツについてお話します。
ここで言うアルゴリズムとは、「基本情報技術者試験の午後問題 問6 データ構造及びアルゴリズム」のことです。
この問題は基本情報技術者試験の中でもかなり難しく、今まで教えてきた生徒達の多くがこの問題悩まされてきました。
逆にこのアルゴリズムの問題を攻略することで、基本情報技術者試験合格がかなり近づきます!
本記事をお読みいただき、あなたのアルゴリズムの解き方に取り入れていただくことによって
✅ アルゴリズムをスムーズに解けるようになる
✅ 本試験でアルゴリズムに時間をかけ過ぎなくなるため時間的な余裕が生まれる
✅ アルゴリズムの問題練習がしやすくなる
逆にこのお話を知らないと
✅ アルゴリズムの問題が解けず不合格となる
✅ アルゴリズムを勉強するのが苦痛になる
✅ 本試験でアルゴリズムに時間がかかり、他の問題を解く時間がなくなる
このような状況におちいる可能性があります。
アルゴリズムが難しくてよくわからない、そんなあなたにぜひ読んでいただきたい内容です。
意外とできていないアルゴリズムを解く時の○○とは?
アルゴリズムの問題を解く時のコツは、問題文やプログラムを読む時に下線やメモを取りながら解くことです。
「なんだ、そんなことか・・・。」
と思うでしょうが、実はこの簡単なことができていない人が多いんです。
アルゴリズムの問題文には問題を解くための様々なヒントが散りばめられています。
そのヒントを効率的に活用するのが、アルゴリズムを解く時の極意とも言えます。
プログラムに関する具体的な説明は下線を引いたり、読み解いていくうちに、プログラムのこの部分はこういう働きをするものだ、とわかる箇所がありますから、そのわかったことを余白にメモしていきましょう。
例えば下線を引くのはこのような部分です。
- 変数の説明
- プログラムの概要
- 特定の部分の処理の概要
- 配列の添字の最初は0か1か
- プログラム中、どこからどこまでがメインのプログラムで、どこからどこまでがサブのプログラムなのか(図に一本線を引く)
メモを取る時は、例えばこのようなことを書きます。
- 特定の処理の概要
- 二次元配列の添字の内容
- 繰り返し処理に使われる変数が取りうる値の範囲
その他、上記以外でも重要だと思われる箇所はバシバシ下線やメモを書いていきましょう。
このような下線やメモによって、情報が頭の中で整理されわかりやすくなるため、
問題が解きやすくなりますし時間の節約にもなります。
アルゴリズムの問題は、解くのに非常に時間がかかる問題です。
これをいかにして、目安とされる30分で解くかが勝負の分かれ道と言えます。
下線やメモを取るというのは、一見時間を無駄にしている作業に思えますが、時間を効率的に使うために必要な作業となります。
同じ作業を繰り返さない=時間の短縮
あなたは本を読む時に、重要と思った箇所に線を引くことはないでしょうか?
私はよく本を読む時は、線を引きながら読む癖があるのですが、
なぜ線を引くかというと、
「あれはなんて書いてあったかなー?」と後で思い出そうとした時に、
線を引いておけば、一気にその文章までたどり着くことができるからです。
つまり、無駄に同じ作業を繰り返さなくてよくなるんです。
アルゴリズムの問題も同じことで、問題を解いているうちに、
「あれ?この変数ってどういう役割をしていたっけ?」
となることが多々あります。
そんな時に、下線やメモをしていないと、問題文から変数の役割を再度確認するハメになってしまい非効率です。
ですので、問題文を読む際にプログラムの説明となっている部分は下線を引いたり、メモを取ったりして読み進めるのがアルゴリズムの問題を解くコツといえます。
下線を引きながらアルゴリズムの過去問を解いてみよう!
それでは実際にやってみましょう
[STEP1]
基本情報技術者のアルゴリズム問題を開きます
[STEP2]
問題文を読み始めます
[STEP3]
下線を引きながら問題文を読み進めます
いかがでしたでしょうか?
下線を引きながら問題文を読み進めることはできましたか?
まとめ
アルゴリズムは午後の配点が高く、必須問題のため避けて通れない問題です。
基本情報技術者試験は多くの壁が存在しますが、アルゴリズムはその中でも最も高い壁と言えます。
この下線やメモを取りながら読み進めることによって、着実にその壁を登っていくことができます。
「超えられない壁は無い!」
そんな意気込みで基本情報技術者試験の最難関の壁であるアルゴリズムを攻略していきましょう!